冬の冷えは、
夏のうちにつくられている
毎年、同じ時期に同じ場所が崩れる。
PNFCは季節の不調を「気候のせい」ではなく「前の季節の決算」として見立てます。

- 毎年同じ時期に崩れるのは、前の季節の過ごし方が次の季節の身体をつくるからです。
- 五行の循環のどこでつまずいているかを見つけることが、季節養生の入口です。
- 手当ては「いまの季節」ではなく、「ひとつ前の季節」へ遡って始めます。
毎年、同じ時期に同じ場所が崩れていく
春には頭痛と胃腸の不調が、夏にはだるさが、秋には乾燥が、冬には足先の冷えと腰の重さが、決まった順番でやってきます。カレンダーをめくる前に、身体のほうが先にその季節を察知して反応します。
「体質です」「気候の問題です」という言葉で、話がぴたりと終わってしまう。毎年同じやり過ごし方を繰り返してきた方が、PNFCの現場には多く来られています。絶対的な寒さよりも、気温の振れ幅のほうが身体への負担は大きい。これは30年以上の現場で毎年観察されてきた傾向です。

季節の不調は、前の季節の決算
陰陽五行の循環では、春の肝が動き、夏の心へ送られ、晩夏の脾が受けとめ、秋の肺が手放し、冬の腎に蓄えられて、また春へ戻っていきます。この円は途切れません。
概念図 / 五行と五臓の循環
だから今年の春の頭痛は、去年の冬の腎の過ごし方とつながっています。今年の冬の冷えには、秋の手放しがうまくいったかどうかが映っています。毎年同じ季節に同じ場所が崩れるとすれば、同じ場所でこの円がつまずいているのです。PNFCの季節養生は、その「つまずきの場所」を見つけることから始めます。

負債は取り返せます。循環は、いまこの瞬間からでも立て直せます。次の季節のための手当てを、いまの季節の中でする。これが養生の本来の意味です。
いまの不調から、ひとつ前の季節へ遡る
PNFCの季節養生は、いまの季節を整えることから始めません。いま起きている不調から、ひとつ前の季節へ遡って、そこに残った負債を見つけることから始めます。食養も同じで、「何を食べるか」より「どの順番で切り替えるか」を大切にします。
この地図の読み方がわかると、不調が来てから対処するのではなく、来る前に準備ができるようになります。「今年も来たか」ではなく、「今年は準備できている」。その変化は静かです。でも確実です。

この地図を身体の動きに落とし込んだものが、養生ムービング・ストレッチです。ご自身の身体を整えるなら、一対一で受ける養生ムービング・ストレッチ 個人レッスン。学んだことを人に伝えていく側に立ちたい方には、基礎を平日の午前3時間で身につけるムービング・ストレッチ認定講習会。どちらも代々木で開いています。
その先で分かること
季節の崩れには、深さの順番があります。風流の里の記事は、いまどの段階にいるかを見立てるために書かれています。
- 表面の揺れなんとなくだるい、食欲が落ちた、眠りが浅い。数日で戻る段階。ここで気づけば次の季節への積み残しがほとんど生まれない
- 五臓の傾き春なら頭痛・イライラ、夏なら動悸・ベタ汗、秋なら乾燥・便秘、冬なら腰の重さ・夜間頻尿。季節を担う五臓が過負荷を受けはじめている
- 前後の連鎖前の季節の負債が今の季節に持ち越され、連鎖が二季節以上にまたがる。一点を整えても戻りやすい
- 年単位の蓄積複数の季節の負債が腎に集まり、腰・骨・髪・耳・体温調節に同時に変化が出る。上流から解く必要がある
4段階は完全に分かれているわけではなく、混在することもあります。大切なのは、いまご自身がいる場所を大まかに把握すること。そこから手をつける場所が変わります。
段階ごとの記事は、風流会員のサイト「風流の里」で読めます。
月¥2,980(税込)・いつでも解約できます。風流レターは、季節ごとの身体の見方を手紙で受け取るところから始められます。
季節養生の記事
春・夏・秋・冬と土用。季節ごとの身体を読み解いた記事です。
- 春は肝臓の季節。イライラの正体
- 季節の変わり目に体調を崩す人の共通点
- 梅雨のだるさは「脾」が教えてくれている
- 夏前に胃腸を整える理由
- 熱中症を「水分不足」だけで語れない理由
- 真夏の養生は「心」を静めること
- 夏バテは「冷やしすぎ」が原因かもしれない
- 秋の乾燥は肌だけの問題ではない
- 秋は肺と腎を同時に養う季節
- 秋が深まると身体から水分が逃げていく
ここに挙げたのは一部です。季節養生の記事は全41本。すべて風流会員のサイト「風流の里」で読めます。
よくある質問
毎年同じ季節に同じ不調が出るのは、なぜですか?
季節バテは気候のせいですか?
養生はいつ始めればいいですか?
記事はどこで読めますか?
本ページは身体の見方のご紹介です。医療行為ではなく、感じ方・変化のあらわれ方には個人差があります。診断・治療を要する症状は医療機関へのご相談を優先してください。
季節がめぐるたび、
身体の観方が新しくなる
月に一度のオンライン勉強会「養生の部屋」です。その季節の身体に起きること――冷え、こわばり、巡りの乱れ――を、高田一壽がホワイトボードに五臓や経絡を描きながら解いていきます。2022年から毎月、いまも続いています。過去の回は、風流会員がいつでも見返せます。
- 「養生の部屋」の過去回アーカイブが見放題(毎月1回ずつ増えます)
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- 症状・季節から探せる切り抜きライブラリと学習ロードマップ
お手元の風流レターと同じ視点を、動画と記事でまとめて追えるようにしたものです。
